第18話 どんなにつらくても

紫堂家を離れて以来、毎日就職活動に勤しむ由基。
なんとか仕事は見つかったものの、麦子は毎晩ひどく疲れた様子で帰宅する由基を見て心配する。
しかも由基の手には毎日すり傷が絶えない。「一体 何の仕事をしているの?」
気になった麦子は、ある日こっそり職場に向かう由基のあとをつけていく・・・
そして麦子が見たのは、建設現場で汗まみれになって働く由基の姿であった。
一方、彩人と麻里は、由基や麦子の苦労を気にかけることなく、自由気ままに
買い物を楽しんでいた。

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